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起立性調節障害とは？

自律神経系の異常で循環器系の調節がうまくいかなくなる疾患です。起立時にめまいや動悸、湿疹などの症状が見られ、精神的・環境的要素も関わっていると考えられています。小学校高学年から中学生の思春期の子どもに多く見られ、朝なかなか起きられないため学校に通いにくいことが特徴として挙げられます。
不登校の原因の多くに起立性調節障害が関わっているとされており、あくまでも身体的な病気のため、本人が頑張ればどうにかなるということではありません。

原因は？

自律神経の機能が低下し、循環器系の調整がうまくできないことが原因として挙げられます。人間は交感神経の働きによって血管を収縮させ、血流量や血圧を調整しています。しかし、この働きが悪くなってしまうと、脳血流量の低下などを引き起こし、めまいや動悸といった症状を引き起こします。
また、運動不足や水分摂取量の低下、精神的なストレスもかかわっていると考えられています。

起立性調節障害の症状

『朝なかなか起きることができない』、『立ち上がった時にめまいが起こる』、『動悸や息切れが起こる』など、自分の意志ではコントロールできない症状が特徴です。自律神経が関わる症状が多く、その他にも『顔色が青白い』、『食欲不振』なども見られる場合があります。

起立性調節障害に対しての施術

バイタルリアクトセラピー

最先端の骨格矯正機器であるバイタルリアクターを用いて背骨や骨盤・頭蓋骨を矯正し、各所の神経圧迫を取り除くことで神経の働きが正常化し、筋、血管などの働きが正常になり痛みを改善させる治療法です。
起立性調節障害は、交感神経・副交感神経のバランスが関与しています。頭蓋骨・仙骨を調整することで脳脊髄液の環流が良くなり、自律神経が正常に働くようになるため症状を改善に向かわせることができます。

特殊整体術

徒手の操作で、筋肉・関節・血管・神経の走行のズレを身体の反射作用を利用し、正確な位置へと導き整復させる施術です。
脊柱を一番負担のかからない方向へ下肢から操作することで、脊柱を正常な位置に修正していきます。それによって脳脊髄液の環流が良くなると、自律神経の乱れが調整され症状が緩和されていきます。

ラジオ波

ラジオ波とは高周波の温熱機器です。人体に害のない電磁波が、電極とアースの間で体内の分子を振動させ、その摩擦熱（ジュール熱）で患部を温めることができます。体の表層だけでなく深層まで温めることができるので、深層で拘縮している筋肉・関節・軟部組織にアプローチでき、可動域を広げたり代謝を促進したりすることができます。
起立性調節障害に対しては、緊張が強い脊柱起立筋などを温めることで筋の緊張を緩和し、自律神経のバランスを整えていきます。