症状別メニュー Treatment by Symptom

TFCC損傷(三角線維軟骨複合体)

このような症状が気になる方

  • 手をねじると痛む
  • タイピングで痛む
  • 重い物や鍋などをもち上げると手首の小指側が痛む

TFCC損傷(三角線維軟骨複合体)とは?

転倒や手首の使い過ぎや加齢などが原因で小指側の手首の軟骨が損傷したものを指します。ドアノブを捻った時に手首の小指側が痛む症状が見られます。
TFCC(三角線維軟骨複合体)とは、手首の小指側にあり、前腕 (撓骨・尺骨)をつなぐ靭帯などの軟部組織のことで、Triangular Fibro Cartilage Complex の頭文字を取って TFCC と呼ばれています。

原因は?

主な要因は、転倒して手で着地した際の外傷により生じます。手首に繰り返し衝撃が加えられたり、手首をねじった際に起こります。また、加齢変性によって起こる場合もあります。橈骨(前腕の親指側の太い骨)よりも尺骨(前腕の小指側の細い骨)が長いことも原因として挙げられます。

TFCC損傷(三角線維軟骨複合体)に対しての施術

バイタルリアクトセラピー

最先端の骨格矯正機器であるバイタルリアクターを用いて背骨や骨盤・頭蓋骨を矯正し、各所の神経圧迫を取り除くことで神経の働きが正常化し、筋、血管などの働きが正常になり痛みを改善させる治療法です。
TFCC 損傷は、頭蓋骨・頸椎を調整することで、上肢の筋肉の緊張を緩和させ、手関節を正常に働かせることで改善に向かわせることができます。

ハイボルテージ

高電圧(150V 以上)での治療を可能にした電気療法です。低周波治療よりも短いパルス幅を用いるため、皮膚抵抗が少なく深部筋へのアプローチが可能となり、疼痛緩和や可動域改善効果がある機器です。TFCC 損傷は手関節の小指側にスポーツなどで繰り返し負担がかかっているため、該当箇所に高電圧を用いて炎症を引かせながら超音波の振動で損傷組織の治癒促進へ向かわせることができます。

メディセル

皮膚を吸引することによって筋膜の癒着をはがし、滞っている血液やリンパを流すことができます。筋膜の癒着によって起こる血液循環不良・関節の歪みなどを改善できる機器です。手関節周囲の筋肉の癒着が剥がれることでその周囲の循環が良くなり、また手関節の動きも良くなるため、TFCC 損傷を改善へ向かわせることができます。

体外衝撃波治療

音速を超える圧力波(衝撃波)を痛みがある部位に照射し、変性した組織を再生させます。また同時に痛みを誘発している神経の末端(自由神経終末)を破壊・減少させ、痛みの根治が期待できる新しい治療法になります。
TFCC 損傷は手の使い過ぎなどにより手首の内側の軟骨(三角繊維軟骨複合体)を痛めています。圧痛部位に衝撃波を 2,000 発~4,000 発照射することで、軟骨を再生させ、手首の運動時痛を改善に向かわせることができます。